コスモスストーリーStory
コスモス園のコスモスは、遠軽町の町民のみなさんに
支えられて咲いています
コスモス園は、2003年(平成15年)のオープン時から、町民のみなさんのボランティア活動によって支えられてきました。
「公園を訪れた方々に少しでも気持ちよく、美しい花々を楽しんでいただきたい。」
そんな想いから、コスモス園では花植えや草取り、プランターでの花壇作り、ガイドスタッフにいたるまで、町民のみなさんの協力で行われています。これらは、地元企業や遠軽高校の生徒さん、そしてたくさんの町民のみなさんと、毎年延べ2,000人以上の方々が参加しています。
また、今では公園で育ったコスモス在来種の種採りを町民のみなさんで行い、その種はメインコスモスとして植えられています。
このように、町民と一体となった取り組みをしている公園は全国でも珍しく、2005年(平成17年)の『花の観光地づくり大賞(日本観光協会主催)』において、フラワーツーリズム賞を受賞しました。
コスモス園の歴史
2003年(平成15年)にオープンしたコスモス園ですが、オープンするまでには長い道のりがありました。
- 2001年
(平成13年) コスモス園の準備に奮闘!
公園の整備を行う際にどの花がいいかを選定し、2001年(平成13年)にキガラシ、ハルシャギク、コスモス他を試験的に植えた結果、コスモスが一番適していたため、2002年(平成14年)に1,000万本のコスモス園として仮オープン。
- 2003年
(平成15年) コスモス園オープン!
2003年(平成15年)、10haに1,000万本のコスモス園が完成したのです。
- 2004年
(平成16年) コスモス園に台風被害
2004年(平成16年)、台風により花びらの大半が吹き飛ばされ倒伏するという事態が起きました。
特に黄花コスモスが大きな被害を受け、この年のコスモスはもうダメだと思いましたが、何とか回復し8割程度まで復元することができたのです。この台風は他にもたくさんの被害をもたらしましたが、その中でも回復したコスモスの強さを証明される出来事となりました。- 2005年
(平成17年) フラワーツーリズム賞を受賞
2005年(平成17年)には、『花の観光地づくり大賞(日本観光協会主催)』において、フラワーツーリズム賞を受賞。
- 2010年
(平成22年) コスモス川柳コンテスト
2010年(平成22年)は、「コスモス」ブランドに向けたプロモーション戦略を開始し、「大切なあの人に、コスモス畑で伝えたい」というフレーズをキャッチコピーとして『コスモス川柳コンテスト』などを行いました。
- 現在
遠軽が誇る日本最大のコスモス園
その後も、毎年メインの花を何にするか、レイアウトを検討したり、イベント企画、プロモーション活動・・・など、みなさんに喜んでいただけるコスモス園を目指しています。
天候により大きな被害を受ける年もあれば、コスモスの病気「白斑病」にかかったり、花落ちや立ち枯れになったり、極度の生育不足など、コスモス園がオープンできるのかと不安になることもあります。そんな中でも、町民のみなさんと一緒に作り上げているのが、遠軽が誇る日本最大級のコスモス園です。
-
〒099-0414遠軽町南町3丁目(木楽館内)
TEL:0158-42-8360
FAX:0158-42-8360
メール:niji@engaru-kankou.jp -
〒099‐0492 北海道紋別郡遠軽町1条通北3丁目1番地1
TEL:0158‐42‐4811(代表)
FAX:0158‐42‐3688
開庁時間 月曜日~金曜日(祝休日を除く)8:45~17:30